NLPが開発された1970年代のアメリカではベトナム戦争が起こり、心理的な疾患を抱えた帰還兵が多く社会問題となってました。その帰還兵への精神的ケアに大きな効果をもたらしたのがNLPでした。その後、NLPはその効果が評価され、ビジネスの現場など幅広く使われるようになっていきました。

催眠術や心理学をベースに発展したNLPですが、身近で簡単な例として、「PEP TALK(ペップトーク)」があります。 

ペップトークはスポーツ、たとえば試合前のロッカールームで、 ヘッドコーチが緊張している選手たちの前で本来の実力を発揮できるように、1分くらいの話をします。

ペップトークは、次の4つで構成されています。 

1.受容(事実の受け入れ) 
2.承認(とらえかた変換) 
3.行動(してほしい変換) 
4.激励(背中のひと押し) 

緊張や不安の中、1~4の順番の話し方で、本来の力が発揮できる状態になったり、元気になったりするのです。

THE RYUB では、個別の悩みや相談のカウンセリングはもちろん、何気ない会話の中にも、お客様を元気にする NLP 神経言語プログラミング テクニック を出来る限りちりばめています。

どうか、お身体だけでなく も元気になって帰ってください。



※ NLP の具体的テクニック

【リフレーミング】
心の習慣・物事の考え方の枠組みを変えていきます。 例えばこれまでネガティブな感情を抱く物事に対してもその考え方の枠組みを変えることでポジティブに同じ物事を考えられるようになります。代表的なのは、コップにまだこれだけ水がある、と考えるのか、コップにこれだけしか水がない、と考えるのかといったものです。水の量は同じでも、受け取り方一つで大きく心の中が変わってしまいます。    

【ラポール】
ラポールとはフランス語で架け橋の意味で人と人とが心が通じあい、相手を受け入れている状態を言います。施術を通し、身体と身体でコミュニケーションを取りながら、お客様の相談を秘密厳守で共有し、よりよい質問によって解決していくことを目指します。私どもから なぜ? という否定のニュアンスを含む質問、応答はいたしません。お客様がおっしゃるままに、お客様の事実と、心象世界を受け入れます。その上で、先のリフレーミングやこのあとのアンカーによって、心に余裕をつくるための、空き容量を生み出します。

【アンカー】
私達はアンカー(引き金)によって特定の感情を無意識に引き起こされることがあります。 (例えば、特定の香りをかぐと特定の経験を思い出す等) NLPではアンカーを意図的に形成し、いつでもベストな精神状態を引き起こすことができるようにいたします。

【キャリブレーション】
キャリブレーションとは相手の無意識的な表情の違い等から相手の状態を見分ける過程のことを言います。お客様の表情や仕草などからお客様が今どういう状態にいるかを判断し、適切な質問、あるいは質問しないことによってよりよい状態を目指します。